美容皮膚科と美容鍼灸を比較されている方多いと思います。
美容鍼灸の普及と需要も増加していますが、美容皮膚科クリニックも年々増え、以前より多くの人が気軽に体験できるようになりました。

一部でありますが、どのようなことをやっているのか、それぞれの違いをご紹介します。

 

美容皮膚科

◆ボトックス注射◆
ボトックス注射は表情筋を緩める作用があります。ボトックス注射はボツリヌス菌から取り出したタンパク質の一種を利用しています。ボツリヌス菌と言えば危険な筋肉を麻痺させる力がありますが、弱毒化したものなので大丈夫なようです。

主にシワに対して注射します。表情筋を緩め、皮膚を正常の状態へ戻すことができます。

 

 

◆ヒアルロン酸注射◆
ヒアルロン酸やコラーゲンはお肌を形成するのに必要です。
これらが減少すると肌の弾力性を失います。

そういった状態によりできたしわの改善には有効です。
ヒアルロン酸を入れることで内側から肌を持ち上げて張りをつくりしわをなくします。

 

◆レーザー治療◆
レーザー治療はしみになっている細胞を破壊します。
正常な細胞を破壊することなくしみになっている細胞のみを潰すことができます。

破壊した後はかさぶたになり、それが剝がれ落ち、新しい皮膚を再生することでシミをとります。

治療後は肌を保護するためのテープを貼ったり、紫外線に注意が必要です。

 

 

美容鍼では根本原因に対して作用できる

美容注射は外から作用を加えます。
そのため変化に即効性はありますが、自分自身の力ではないため、またしばらくたつとヒアルロン酸が減ったりしてきます。

 

美容鍼は、本来持っている機能を活性化することができるので、肌トラブルの根本から改善することができます。
細胞が活性化すれば、自らヒアルロン酸などの肌に必要な物質が生成できます。

 

鍼は筋肉を緩める効果があるので、ボトックスのように表情筋を緩め皮膚を本来の位置に戻します。
ボトックスはたしかに強力な弛緩作用があるのですぐに結果が出ます。
しかし、強力である上に、もともと筋肉を麻痺させるものですので、バランスや量を適切に行わなければ、笑う表情が作れなくなってしまったり、顔がひきつってしまったりと問題になっています。

 

 

レーザーはシミを除去することも可能です。
しかしこれもレーザーを照射した部分が赤くなるなどの副作用が起こることもあります。
そして肌環境そのものを変えるわけではないため、今あるシミが消えてもまた新しいシミが発生します。

美容鍼では血流を促進することができるので、肌に栄養が送られます。
栄養がいきわたることで、肌の細胞が活性化し肌環境を良好にすることができます。
肌環境がよくなれば、皮膚の再生も活発化するため、シミも薄くなってきます。

 

 

 

副作用やリスクが少ないことが美容鍼のメリットです。

 

 

 

他の美容法と美容鍼灸

エステやフェイシャルマッサージと美容鍼ではどうでしょうか。

エステやフェイシャルマッサージでは副作用はあまり少ないと思われます。
まれにエステで肌に合わないものを使用し肌荒れを起こすなどは聞いたことはあります。

 

 

鍼ではなく手技でアップローチすることも大きな効果はえられます。
しかし大きな違いは、美容鍼は深さをコントーロールでき、マッサージでは届かない、肌の下(真皮層)を直接作用することができます。
表情筋にたいしても直接作用できます。

 

真皮層に肌を構成する細胞がいますので、そこに作用できるのは大きな違いとなります。

 

そして、美容鍼は、こすらないため、肌の敏感な方でも受けられます。
お化粧も落とさず行えるので、気軽に受けることができます。

 

美容鍼灸でご不明なことがありましたらいつでもご連絡ください。
「ボンテ」嶋田