花粉が飛びかう季節になりましたね。私は数年前まで花粉症持ちで、猫アレルギーもあったりなど過敏体質でしたが、今ではさっぱり治ってしまいました。体質が変わったのでしょう。今回はできるだけ花粉症が楽になるためのエッセンシャルオイルをご紹介します。もちろん私の体質改善は、エッセンシャルオイルの効果だけではないとは思います。ですが、くしゃみがおさまったり、鼻通りがよくなったりと、効果の方は実証済みです。エッセンシャルオイルも今では簡単に手に入るようになりました。種類もたいへん豊富です。組み合わせを行うことで、何百通り、何千通りにもなり、楽しみながら使うことができます。

植物のチカラを使って体の調子を整えていきましょう。

 

ティートリー

まずおすすめなのは、ティートリー(ティーツリー)です。これは本当に万能ですね。花粉症に効果があるだけなく、喉が痛い時なんかにもよく使用しています。他のエッセンシャルオイルとブレンドするときにもよく使いますので、一本持っておくにはいいと思います。

簡単に使う方法として、マスクの内側(肌にあまり触れない部分)に一滴垂らす方法があります。呼吸するたびに、鼻通りがすっきりして、気持ちも落ち着かせてくれます。ティートリーには殺菌、抗真菌作用に優れています。風邪の時などにもよく効果を発揮します。

 

エッセンシャルオイルの成分

殺菌、抗真菌作用というのはこのテルピネン-4-オールというものが関与します。非常に強力な殺菌作用が現在注目されています。こういったカタカナ文字をみると薬物的な感じがして、副作用などがあるのではないかと思われそうですが、実は毒性は低く、副作用の心配がないので、家庭でもちょっとした怪我の手当には、民間薬として使うことができます。

殺菌効果だけでなく、副交感神経(主にリラックス時に作用する)を強壮してくれる効果もあります。近年、交感神経(興奮時、気が休まないなど)が優位になりがちですよね。自律神経を整えることにより、自己免疫の誤作動を抑え、花粉症対策にもつながります。花粉症というのは簡単に言うならば自分自身の免疫が必要異常に興奮している状態です。

こういった免疫系を整えることで、体全体の健康にもつながります。

 

アロマ検定

先ほどご紹介した以外にもいくつか使用法をご紹介します。私もよく行いますが、エッセンシャルオイルをお風呂に入れます。どんな入浴剤よりもいい匂いがします。だいたい5滴くらい入れるくらいでかまいません。先ほど紹介した「ティートリー」と相性がいいのは、レモン、ペパーミント、ゼラニウム、ローズマリー、ラベンダー、ネロリあたりなんかがいいのではないでしょうか。

うがいするときに1滴入れる方法もあります。ティートリーは口の中に入れても問題ありません。殺菌・消臭・抗炎症作用で虫歯や口臭の予防、歯肉炎や口内炎の症状緩和につながります。蚊に刺さされたりなどの虫刺されにも使います。治りが早いですよ。

とても万能なティートリーですが、使用上で気をつけることもあります。それは敏感肌の人です。もし肌に変な感じがしたらやめたほうがいいかもしれません。私は今の所大丈夫ですが。
あと、妊娠初期は胎児に影響が出やすいと言われています。妊娠初期は刺激の多いものは避けた方が良いと言われています。マッサージなどでもよく言われることと原理は一緒です。

アロマに興味が少しでも湧いてきたでしょうか。今はアロマの勉強は誰でも簡単にできるようになっています。日本アロマ環境協会では、アロマテラピー検定という民間資格制度を設けています。私も2級資格もっています、簡単に所得できますので、ぜひチャレンジしてみてください。勉強するというより、実際にアロマを使いながら覚えるのが楽しくできるかもしれません。少しアロマの歴史の勉強があったので、テキストを買って勉強しておいたほうがいいかもしれません。