こんばんは。
最近自転車にハマっているボンテの嶋田です。
先日、箱根東海道を自転車で走ってきました。これで運動不足解消です!


自転車にハマっていると言うと、ロードバイクのような速い自転車を想像される方が多いのですが、私の自転車は折り畳みの小さな小さな自転車です。小さい割にはしっかりと走ってくれて、乗り心地グッドなんですよ。

コンパクトだから車にも楽々と載せれます。
今回は車に積んで箱根まで向かいました。

東海道といえば東京と京都に至る道。距離にしておおよそ492km。昔の人はこの距離を歩いていたんですよね。ほんとすごいなぁ。
中でもこの箱根エリアは、最大の難所として古くから恐れられていたそうです。そのため宿場や茶屋が多く存在していました。今でもその面影が色濃く残っている場所となります。




今回の計画は、この赤いピンの天山湯治郷から自転車で出発して、箱根神社まで行き、またスタートまで自転車で戻るというプランです。旅前にはいつもしっかり計画しています。
車は天山湯治郷の駐車場に停めました。(温泉とお蕎麦食べたから許してください)すみません。

さあ箱根神社目指していざ出発!!




スタートから開始5分。
結局押して歩くことにしました。笑

だってほんと坂が急なんです。。


この看板も坂が急だと言っております。
なかなか旅は計画通りにはいかないものですね。
想像ではもうちょっといけると思ったのですが。


まあ計画通りにいかないことも旅の醍醐味。のんびり景色を見ながら歩くのもいいものです。


途中で寄木展示場というのを見つけました。少し中に入って見てきました。
寄木とはこのように色の違う木を組み合わせて作る伝統工芸品です。200年も前から受け継がれてきました。箱根の飲食店などで使っているところも多いので見てみてください。けっこう面白いですよ。
これはほんと職人技ですね。
非常に細かい作業と精度の高さ。


自転車に戻ると、職人さんらしき人が声をかけてくれました。
どうやら私がこの小さな自転車で登ってきたのをびっくりしたようです。(実際は押して歩いてるだけですが)
優しい。



箱根東海道の面白いところは、当時の旧街道が残っているところです。
私は自転車なので、旧街道と並行する県道を走っていますが、県道と旧街道は途中のいくつかのポイントでつながる場所があり、旧街道を探索することができます。
自転車をとめて、少し旧街道を歩きました。
このように旧街道は石が敷かれています。
江戸時代の箱根越えは、雨が降ればすねまで泥に潜ってしまうような悪路で、大変苦労したそうです。幕府はこうした旅人の便を図るために、石敷きの道を作りました。

しかしこれだけの石をもってくるのは相当苦労したでしょうね。
つくづく昔の人はすごい。


あまり行きすぎても戻るの大変だから、記念撮影だけして戻りました。パシャリ。





ようやく坂も終盤です。
最初見上げていた山は、真横に見れるようになりました。




登り切ったあたりに古風な建物を発見。

ここは当時の旅人も休憩に使った茶屋です。
他にも何件かあったそうですが、今はこの一件のみ残っています。

あたたかい味噌おでんと、甘いお餅をいただきました。疲れていたから本当に美味しい。
あー、身に染みる。

茶屋の横には、参勤交代などに関する展示物がありました。

貴重な展示物がたくさんある思うのですが、ここは無人で自由に見て回ることができます。すごいですね。
参勤交代でいつも思うのは、
この担いで歩いてる人たちほんと大変だろうなと毎回思います。






このようなわらぐつで当時は歩いていました。
まだ言っても200年くらい前の話です。ほんとに物の進化はすごいですね。人の進化はあまりしていないような。

そういえば、甘酒飲むの忘れてたなぁ。
今度は絶対飲もう。



やっと芦ノ湖までたどり着きました!
派手な船も浮かんでます。
有名な燻製卵を食べました。
美味しい!4つも食べてしまった。

目的地の箱根神社にも到着!
入り口にある木の大きさはほんとに圧巻。



神様に感謝し、無事をお祈りして帰ることにしました。




芦ノ湖に浮かぶ鳥居の前で列ができていました。
なんだろうと見ていたら、撮影したい人が順番を待っていたようです。これがインスタ映えというやつですか笑




なにはともあれ無事にスタート地点まで戻ってくることができました。
帰りは下りの方が多くなり、自転車であっという間でした。


目標を達成したので、お蕎麦を食べて温泉につかりました。天山湯治郷にある「すくも」という蕎麦屋さん、本当に美味しいのでぜひ行って見てください。





趣味旅ブログを見ていただきありがとうございます。
今ウイルス関係で、旅を自粛している方もいる中、気に障りましたらすみません。
早く落ち着いて、平和になることを祈ります。
嶋田